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「イレッサ」で考える薬害問題

抗悪性腫瘍剤「イレッサ」による、副作用被害訴訟が各社で報道されました。

<産経ニュース> 2011年1月7日(金)
【薬害イレッサ訴訟】「被告側に救済責任」2地裁が和解勧告

<毎日新聞> 2011年1月8日(土)
イレッサ副作用死:投薬訴訟 「国の責任」 東京・大阪地裁、和解を勧告

「イレッサ」は、2002年に発売された当時、画期的な夢の新薬として承認され、
製薬企業のプロモーションもあり、多くの患者を救うべく処方されました。

今回のように製造販売を承認した国と、販売した製薬企業側に責任があるとなると、
過去の薬害問題を考えさせられます。

「薬害」-ウィキペディア

インターネットもない時代であれば、医薬品の情報を知る手段としては、
医薬品を販売する製薬企業の情報が主な情報ソースでした。

しかし、現代では医薬品の安全性に関する情報は、
ネットで検索すれば多くヒットする時代です。

例えば現在、国や自治体の公費助成により、
無料接種が可能となっている 「 子宮頸がんワクチン 」 がありますが、
先日次のような報道がありました。

<読売新聞> 2010年12月28日(火)
子宮頸がんワクチンで副作用、失神多発(リンク切れ)

子宮頸がんワクチンの安全性を調べてみると、
多くヒットする中、次のようなサイトが見つかりました。

「子宮頸がんワクチンの危険性」
http://www.thinker-japan.com/hpv_vaccine.html

ここではむしろ、子宮頸がん発生リスクを増加させたり、
免疫賦活剤(アジュバント)が自己免疫疾患を誘発させたり、
不妊症を引き起こす可能性もあるなど危険性が触れられていました。

このように考えると、医薬品を選ぶ立場の医師や薬剤師は、
医薬品の情報を公平・中立に判断し、
「 疑わしきは推奨せず 」 という志を持つことが、
薬害の拡大を防ぐ一つの役割ではないかと考えられます。

新たな薬害の発生につながらないことを願っています。

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