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就職活動には、今も昔も『OB訪問』が効果的な手段

最新〈業界の常識〉よくわかる医薬品業界 (最新 業界の常識)

夏休みが終わると、就職活動本番といったところでしょうか。

先日、ブンナビ薬学トークセッションでつながった大学の後輩たち4名と、
就職活動について語らう機会を設けていただけました。

幸いにも、著書の読者ということもあり、
みんな真剣に将来を考えている素晴らしい薬学生たちでした。
お礼のメールでは、大学卒業後にどうしたらいいかイメージをできていなかった中で、
「理想と現実」や「メリットとデメリット」など一つの意見としてとらえて、
何かのきっかけになったようです。

一般的に薬学生は、売り手市場(学生優位)ということもあり、
就職活動に対して積極的ではないような気がします。

しかし薬学生に限らず、自分の将来は今の延長線上で考えることのできない未来です。
だからといって、「わからないから、どこでもいい」ももったいない選択です。
そこで、自分の将来を考える上で、今も昔も変わらない有効な手段があります。

それは、『OB訪問』『OG訪問』です。

いわゆる、卒業生にインタビューをしたり、オフラインで語らう場を設けることです。

そこには、先輩としての経験も、企業の社風なども聞くことができます。

企業説明会や就職活動イベントで発信される情報は、通常きれいな情報が多いでしょう。
また、ウェブ検索してヒットする情報なども、あたりさわりのない情報だったり、
行間のニュアンスがわかりづらいこともあります。

では、どうやってOBやOGにアクセスしたらいいのでしょう・・・

昔ならば、卒業生名簿などがありましたが、
今は個人情報保護法の影響から作成していなかったり、
作成していても掲載を拒否できたりして困難な時代になっています。

大学側で、
就職課やキャリアセンターで交流する場を用意されているのであれば、
これを有効に活用するのが一番の近道です。

また、最近ではFacebookやmixiなどのSNSも有効な手段だと思います。

確かに見ず知らずの人にメッセージを送るのは気が重いということも聞きますが、
OB訪問される側の一人として、歓迎する意見もあります。

今までリクルーターとしての経験から、3つの考え方は以下のとおりです。

自らの判断で公表している
SNSで個人情報を公表している理由は、
仕事上においても接点を持ったときの化学反応や影響を期待しているものです。
大学の卒業生としてのつながりも、何かを生み出すきっかけが期待できます。

近い年代より一つ上の年代
一般的に、入社して年数も浅く年が近いと話が合う部分も多いかもしれません。
しかし、ある程度経験を積み、
業務の中で喜怒哀楽を味わっている一つ上の年代からの話には、
経験に裏づけされた話が聞けます。

複数につながりを持つ
やはり、先輩一人だけの意見ですべてを判断するのは困難です。
複数の情報源をもち、その情報を自分の判断で取捨選択できることで、
入社後の理想と現実のギャップに振り回されることが少なくなります。

ぜひ、就職活動という人生の岐路に、最適な選択をしていただきたいと思います。

『よくわかる医薬品業界』の原点を振り返る

最新〈業界の常識〉よくわかる医薬品業界 (最新 業界の常識)

本書は、出版されて約2年が経ちます。

想像以上に多くの方に読まれ、出版社の方より流通ランクも一つ上がったと聞きましたし、
最近では、就職セミナーでの講演や就職イベントでのトークセッションにも参加させていただき、
読者の方からの反応や質問も受けるようになりました。

◆就職セミナー「薬剤師の働き方と医薬品業界の変化」(業界・企業・職種研究)

◆就職セミナー「薬剤師の働き方と医薬品業界の変化」開催報告

◆ブンナビ薬学トークセッション

あらためて振り返りますと、私は薬剤師であり、
医薬品に関係する情報を扱う仕事をしておりますが、著作家ではありません。

日常の業務後、休日などを執筆の時間にあて、
頻回に編集担当者との打ち合わせをお願いしましたので、
本書は執筆するのに約1年間を要しました。

編集を担当された日本実業出版社のI氏には、
大変迷惑でしたでしょうし、きっと多くの苦労をかけたことでしょう。

忍耐強くお付き合いいただき、このような機会を与えてくださいまして、
まことにありがとうございます。

苦労の末、生み出した本書のコンセプトは、

『就職活動時の業界研究に使えて、就職した後も使える。』です。

就職活動時には、「医薬品業界」と聞いてイメージされる方が多い
製薬企業はもちろん、医薬品を扱う薬局、ドラッグストア、
医薬品卸と、たくさんの方に手にとってもらえるように
医薬品業界を広く見渡せる内容としました。

医薬品業界で働く人々を
「学ぶ」「創る」「売る」「運ぶ」「選ぶ」「払う」の6つのカテゴリーに分け、
基本的な内容から少し踏み込んだ内容まで各章で取り上げていますので、
就職した後も自分の顧客がどんな仕事をしていて、
どんな関係性なのかを把握できるようになっています。

また、業界本レベルでは扱うことのない、医薬品販売に関するマーケティングや、
なかなか理解しづらいと言われる「薬価差」や「医薬品流通」も取り扱い、
『医薬品業界のしくみ』を難解な言葉を使うことなく表現しました。

さらに、医薬品業界の変化は、過去の延長線上で考えることが困難になっております。

とくに、保険薬局と製薬企業の関係は急速に変化しており、
ますます重要になってくると思われますので、この公式ブログでは、
肌身に感じるリアルタイムの変化もお伝えしようと考えております。

就職活動中の学生のみなさまにも、製薬企業のMRのみなさまにも、
お役に立てれば光栄に思います。

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