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MRとのかかわり【2】お互いに補完しあえる関係へ

最新〈業界の常識〉よくわかる医薬品業界 (最新 業界の常識)

『いまさら聞けない医薬品業界』
(1)薬剤師を取り巻く環境
6.MRとのかかわり
【2】お互いに補完しあえる関係へ

■せっかくならWin&Winの関係を築きたい

日ごろ訪問される製薬企業MRとは、どのようにお付き合いしているでしょうか。

今までのMR活動と薬剤師の関係はそれほど活発なものではなく、包装変更や添付文書の改訂があったからとか、製品の説明会をお願いしたからなど、どちらかというと消極的で受身なスタイルだったと思います。

やはり、MRの働く喜びは新製品の採用や処方増量で実績が上がることが主なものですから、処方権を持つ医師への訪問は欠かさないものです。調剤権を持つとはいえ薬剤師へは、製薬企業としてもどのように情報提供して、薬物治療のパートナーとして関係を築いたらいいのか模索しているところです。

そこで今回は、製薬企業のプロモーション活動の変化と薬剤師の持つ調剤権に焦点をあて、薬剤師側にとっても、MR側にとっても、お互いに補完しあえる関係であることを紹介します。せっかくなら、お互いに上手く利用して日ごろの仕事に活かして欲しいと思います。

■これからMRの薬局訪問が増えます

今、製薬企業にとって大きな転換期を迎えています。まず、2010年問題がありました。

新薬開発パイプラインの枯渇やブロックバスター製品の特許満了を迎えることで、製薬企業にとっては大きな谷間にあったのは、聞いたことがあるかと思います。

もう一つ、2012年4月より製薬企業が加盟している日本製薬工業協会(製薬協)では、医療施設への研究開発費など金銭的支援を公開する「企業活動と医療機関等の関係の透明性ガイドライン」の施行と、公正取引協議会が策定した「接待などの自主規制」があり、製薬企業のプロモーション活動に大きな変更がありました。・・・

つづきは、ココヤクへ。

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6.MRとのかかわり
【2】お互いに補完しあえる関係へ

MRとのかかわり【1】どんなことをしているの?

最新〈業界の常識〉よくわかる医薬品業界 (最新 業界の常識)

『いまさら聞けない医薬品業界』
(1)薬剤師を取り巻く環境
5.MRとのかかわり
【1】どんなことをしているの?

■過去から現在

MRの活動を薬剤師側からみると、薬局では新製品のパンフレットを持ってきたり、添付文書改訂の連絡をしたり、ボールペンなどの文房具などサービス品を持ってくる人と見られているかもしれません。病院では薬局での活動に加えて、医局訪問時に薬剤部に立ち寄り記名して名札を取りにきたり、医師の処方状況を確認したりといったことが目に見える活動なのではないでしょうか。

MRは、1997年から資格制が導入されましたが、1993年以前は「プロパー」と呼ばれた時代が長かったのです。プロパーとは、プロパガンダ(Propaganda)が語源といわれ、プロパガンダとは特定の意識・行動へ誘導する宣伝行為のことを指し、言いかえれば自社製品の処方・普及がメインでした。

みなさんも話に聞いたことがあるかもしれませんが、昭和の時代は過剰なサービス競争が行われ、新規採用や処方への誘引などに、現在は禁止されている現金のキャッシュバックや製剤見本の添付行為なども存在したことも事実です。

華美過大な接待行為や贈答品も、医師の処方へ影響を与える利益相反(Conflict of Interest:COI)も無視できないことから、製薬企業が加盟している日本製薬工業協会(製薬協)で自主基準を設けました。この時代の移り変わりは、行き過ぎた営業活動を見直し、プロパーからMRへの資格制導入へ至った経緯でもあります。

つづきは、ココヤクへ。

『いまさら聞けない医薬品業界』
(1)薬剤師を取り巻く環境
5.MRとのかかわり
【1】どんなことをしているの?

薬剤師とかかわるプレーヤー

最新〈業界の常識〉よくわかる医薬品業界 (最新 業界の常識)

『いまさら聞けない医薬品業界』
(1)薬剤師を取り巻く環境
4.薬剤師とかかわるプレーヤー

■多職種連携がキーワードに

日ごろ仕事をしていると、あまり意識しないかもしれませんが、薬剤師を中心に考えると多くの職種との連携で仕事が成り立っていることに気づきます。薬剤師のみならず医師も看護師も含めた医療系職種は、これからは在宅医療や地域医療連携も必要になってくるため、ますます多職種との連携が重要な課題となってきます。

そこで前回、薬剤師とコミュニケーションについて書きましたので、ここであらためて薬剤師を取り囲むプレーヤーを整理してみたいと思います。

■医師や看護師などの医療系職種

主に病院内になりますが、医師や看護師、臨床検査技師、放射線技師などの医療系職種とコミュニケーションをしなければ仕事にならないでしょう。大きな病院になりますと、職員数が1,000人以上働いているところも少なくありません。その中で薬剤師の人数は20~30人程度ですから院内における職種比率は2~3%です。

院内の約50%は看護師が占め、医師が10数%、医事課などの事務系職種も10数%といったところでしょうか。このようにみてみますと、薬剤師は病院内では臨床検査技師・放射線技師などと同じ少数派となります。そんな中、チーム医療の一員として医師や看護師と対等に専門性を発揮しながら折衝していくわけですから、コミュニケーションスキルは鍛えられていくことでしょう。

薬局で働く薬剤師では、処方元の病院やクリニックの医師への疑義紹介や、外来の看護師や処方元病院薬剤部とのやりとりもあるでしょう。また近隣の薬局との連携などもありますし、在宅医療も行っている薬局では介護ヘルパーなどとのコミュニケーションも必要になってきます。

このように整理してみるだけでも、医療系職種はそれぞれに専門性を持ち、役割分担がなされているため、薬剤師として多職種をつなぐ役割が必要になってくると思われます。

つづきは、ココヤクへ。

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4.薬剤師とかかわるプレーヤー

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