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02.薬を学ぶ

薬科系大学、医薬品関連企業

自分の10年後を考えてみる

最新〈業界の常識〉よくわかる医薬品業界 (最新 業界の常識)

『いまさら聞けない医薬品業界』
(2)薬剤師の働き方
9.自分の10年後を考えてみる

■理想の職場を追い求めて

みなさんは、この先どのようにありたいと将来を考えているのでしょうか?

将来性のある企業や組織に入って、雰囲気も自分に合っていて居心地がよく、自分の思い通りに仕事もできて、何不自由なく定年まで勤められたら、最高の人生が待っているのかもしれません。

しかし、医薬品業界に限ったことではありませんが、業界を取り巻く環境は刻一刻と変化しています。入った時点では業績良くても、ライバルの台頭でシェアが逆転されることもありますし、期待されていた事業がうまくいかなかったり、制度が変わって、今までのやり方が通用しなくなったり・・・

逆に、入った時点は、あまり業績良くなくても画期的な事業展開ができたり、制度が変わるのを見込んで新しいやり方を導入して成功したり、また、現段階で存在していない企業が、10年後には輝きを放っているかもしれません。

「Going Concern(ゴーイング コンサーン)」

企業としての前提は、10年や20年ではなく無期限に事業を継続することです。変化の速い時代は、企業を経営する側にとって事業の継続はおろか、右肩上がりの成長を続けることは至難の業です。ましてや素人が、就職&転職活動という短時間で優良な企業を見極めるのは困難でしょう。

■就職活動?就社活動?

私も含めて就職活動とかいいながら、ついつい「宝探し」に時間をかけていたようです。そもそも「就職&転職活動」とかいいながら、いい会社探しをする「就社&転社活動」になっているのではないでしょうか。

「職業に就くこと」
この医薬品業界にとっては、医薬品というモノや情報をどのように扱う仕事をするのかということです。拙著「よくわかる医薬品業界」では、6つのカテゴリーに分けています。

「創る」・「作る」・「売る」・「運ぶ」・「選ぶ」・「教える」・・・

つづきは、ココヤクへ。

『いまさら聞けない医薬品業界』
(2)薬剤師の働き方
9.自分の10年後を考えてみる

理想と現実のギャップを生む要因

最新〈業界の常識〉よくわかる医薬品業界 (最新 業界の常識)

『いまさら聞けない医薬品業界』
(2)薬剤師の働き方
8.理想と現実のギャップを生む要因

■まずは今の自分を確認しましょう

前回の記事では、大学受験の時代までさかのぼって振り返ってみました。いかがでしょうか。あらためて自分がこの道に入ったころを思い起こすと、だいぶ変化したことも気づくのではないでしょうか。この先将来を考える上で、もう少し今の足元をしっかり見つめておきたいと思います。今回は、学生時代の就職活動まで振り返ってみましょう。

自分自身の経験からも、同級生や後輩たちの声を聞いても、大学で学び就職活動時に描いていた薬剤師像と、現在働いて感じる薬剤師像には少なからず「理想」と「現実」のギャップがあるようです。

みなさんはこの先、将来どんな自分になりたいか考えていますでしょうか。もちろん、十人十色の未来がありますので唯一の答えはありません。そんな中で道を選択し進むわけです。これをお読みくださっている方には、転職を考えている方、すでに転職して新しい道を選択された方、転職までは考えていないけど将来に対して漠然とした不安を持たれている方、確信を持って未来に向かって歩まれている方、さまざまでしょう。

まずは、自分の就職活動という短い時間でどんなイメージを抱き将来を考え、今の道に進まれたのか考えてみましょう。これらのことは、現役の学生で就職活動されている方、まだまだこれからの方にも役立つと思います。

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『いまさら聞けない医薬品業界』
(2)薬剤師の働き方
8.理想と現実のギャップを生む要因

難病患者としての経験から

最新〈業界の常識〉よくわかる医薬品業界 (最新 業界の常識)

『いまさら聞けない医薬品業界』
(2)薬剤師の働き方
7.難病患者としての経験から

■薬学部を目指した理由は?

みなさんは大学受験のとき、数多くの学部の中から、薬学部を選択されたのはどのような理由でしょうか?

他の理系学部や文系学部に比べて、医療系学部を目指す人は大学受験という人生の早い段階で将来の進路を狭めなければなりません。未来への入り口を狭くするというリスクの高い選択をしたわけですから、何らかの理由があるものではないでしょうか。もしかしたら、学生生活を送るうちに忘れることもあるでしょうし、卒業することで変化することもあるでしょう。むしろ、高校時代から思いは変わらない人のほうが少ないかもしれません。

これから薬剤師としての働き方を考える上で、もっとも基礎にある医療人としての心構え、薬剤師としての志がとても重要だと考えています。ぜひ、みなさんそれぞれに大学受験のころを思い出し、振り返ってみて欲しいと思います。
では、私の過去を公開しましょう。

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『いまさら聞けない医薬品業界』
(2)薬剤師の働き方
7.難病患者としての経験から

薬剤師とかかわるプレーヤー

最新〈業界の常識〉よくわかる医薬品業界 (最新 業界の常識)

『いまさら聞けない医薬品業界』
(1)薬剤師を取り巻く環境
4.薬剤師とかかわるプレーヤー

■多職種連携がキーワードに

日ごろ仕事をしていると、あまり意識しないかもしれませんが、薬剤師を中心に考えると多くの職種との連携で仕事が成り立っていることに気づきます。薬剤師のみならず医師も看護師も含めた医療系職種は、これからは在宅医療や地域医療連携も必要になってくるため、ますます多職種との連携が重要な課題となってきます。

そこで前回、薬剤師とコミュニケーションについて書きましたので、ここであらためて薬剤師を取り囲むプレーヤーを整理してみたいと思います。

■医師や看護師などの医療系職種

主に病院内になりますが、医師や看護師、臨床検査技師、放射線技師などの医療系職種とコミュニケーションをしなければ仕事にならないでしょう。大きな病院になりますと、職員数が1,000人以上働いているところも少なくありません。その中で薬剤師の人数は20~30人程度ですから院内における職種比率は2~3%です。

院内の約50%は看護師が占め、医師が10数%、医事課などの事務系職種も10数%といったところでしょうか。このようにみてみますと、薬剤師は病院内では臨床検査技師・放射線技師などと同じ少数派となります。そんな中、チーム医療の一員として医師や看護師と対等に専門性を発揮しながら折衝していくわけですから、コミュニケーションスキルは鍛えられていくことでしょう。

薬局で働く薬剤師では、処方元の病院やクリニックの医師への疑義紹介や、外来の看護師や処方元病院薬剤部とのやりとりもあるでしょう。また近隣の薬局との連携などもありますし、在宅医療も行っている薬局では介護ヘルパーなどとのコミュニケーションも必要になってきます。

このように整理してみるだけでも、医療系職種はそれぞれに専門性を持ち、役割分担がなされているため、薬剤師として多職種をつなぐ役割が必要になってくると思われます。

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『いまさら聞けない医薬品業界』
(1)薬剤師を取り巻く環境
4.薬剤師とかかわるプレーヤー

薬学生の就職活動 傾向と対策

最新〈業界の常識〉よくわかる医薬品業界 (最新 業界の常識)

先日、ある薬科大学の企業フォーラムに行ってまいりました。

学生と話してみて、今も昔も変わらないのは、
『薬剤師≒病院薬剤師』と考えているイメージが多いことです。

もちろん正しい部分もありますが、本書「よくわかる医薬品業界
第2章「薬剤師の4つの働きかたと薬科系大学」p.69で、
10年間における薬剤師の勤務先の変化をご覧いただきますと、
病院薬剤師は18.8%にまで減っています。(平成20年厚生労働省発表データより)

医薬分業にともない、薬局の従事者は増加傾向にあり50.7%、
医薬品関係企業は減少傾向にあり17.8%です。

過去の記事(『薬剤師の「理想」と「現実」』)にも少し書きましたが、
就職活動時に思い描いていたイメージと、
実際に働いて感じるイメージとのギャップはあるようです。

やはり、現実を理解した上で自らの選択肢を進んで欲しいと思います。

薬学生の就職活動の傾向として、学生側が有利な売り手市場です。
『薬剤師にもたらされた空前の売り手市場』

せっかくの機会ですから、企業側が提示する耳障りのいい情報に振り回されることなく、
5年、10年後にこうありたいという自分の姿を描き、その姿に近づけるには、
『 今、何をしたらいいのか 』 と自分に問い続けてはいかがでしょうか。

結果的に、自分の苦手を克服する必要があるかもしれませんし、「学び続ける姿勢」と
「変化を受け入れて行動する姿勢」を持ち続ける必要もあるかもしれません。

お会いする学生のみなさんにお話しするのは、
私自身、薬剤師として勤務した経験は、たった6ヶ月しかありませんし、
就職活動時、描いてた10年後と今の表面的な形は、かけ離れたものとなっています。
未来を予測するのは難しいです。

しかし、人生の分岐点では将来のイメージを強く描き、
その時点での最善の選択をしたおかげで今があると考えています。

表面的な形ではなく、本質での就職活動時に描いていた未来には、
近づいていると断言できますし、これからも面白い仕事ができそうだと感じています。

ブンナビ薬学トークセッション

最新〈業界の常識〉よくわかる医薬品業界 (最新 業界の常識)

先日、ブンナビ!(文化放送就職ナビ)が主催する、
就職活動中の薬学生向けの特別講座のトークセッションに参加してきました。

ブンナビ薬学

「現場から見えてくる薬剤師の社会的使命と将来性について」をテーマに、
現役の薬剤師5名がパネルディスカション形式で、薬学5年生向けに経験を語るというものです。

お話した内容は次のとおりでした。
 ・薬剤師志望動機や時期
 ・自分の学生時代のエピソード
 ・将来の夢
 ・普段気をつけていること
 ・薬剤師の社会的使命とは
 ・薬剤師の将来

台上からではありましたが、学生の皆さんの表情を拝見させていただきました。

授業では聞くことができない内容に、笑いあり、真剣な表情ありで、
会が終了した後も、質問に来られる学生さんも多かったので、
有意義な1時間30分だったのではないでしょうか。

本書『よくわかる医薬品業界』においても、
第2章「薬剤師の4つの働きかたと薬科系大学」で、
<薬剤師の4つの働き方>や、<薬剤師の『理想』と『現実』>などを記述していますので、
私自身もいろいろ考えさせられる、いい時間でした。

やはり、薬学生の皆さんにとっては卒業試験や薬剤師国家試験が大きな関心事で、
就職のことなんて何も考えられない状況かもしれません。
しかし、先輩の視点でみると、国家試験なんて一つの通過点にしか過ぎません。

自分は何をしたいのか、何を目指しているのか、将来ありたい自分を描き、
未来の自分から今の自分に、何を選び、何をしたらいいかをアドバイスしてみてはいかがでしょう。

そうすることで、今やるべきこと、自分の選ぶ道が見えてくると思います。

就職セミナー「薬剤師の働き方と医薬品業界の変化」開催報告

最新〈業界の常識〉よくわかる医薬品業界 (最新 業界の常識)

前回の記事でご案内しました、
就職セミナー「薬剤師の働き方と医薬品業界の変化」(業界・企業・職種研究)ですが、
昭和薬科大学の学生5年生を対象にした就職セミナーで、おおよそ120名の参加でした。

学生課の方からは、講堂のような大きな会場では、
手をあげづらく質問者は出ないため、
Q&Aも用意して欲しいと言われていました。

しかしながら、演台の高い位置からではありましたが、
学生の皆さんの真剣な眼差しを感じていました。
予想を上回る、4名の方より質問もいただき、
とても充実した講演になったのではないかと思われます。

終了時刻を過ぎていたため、打ち切ってしまいましたが、
終了した後も、個別に質問をくださる学生もいて、
学生の熱意を感じる素晴らしい時間でした。

今回の内容は、本書『よくわかる医薬品業界』や、
当公式ブログでも取り上げている次の内容を凝縮しました。

 ・薬剤師の『理想』と『現実』

 ・薬剤師の4つの働き方

 ・まだまだ変化するこれからの医薬品業界

これらに加え、薬学生を対象ということで、本書では書ききれなかった、
次の2点を取り上げました。

 ・なぜ、理想と現実にギャップがあるのか?

 ・4つの働き方のキャリアパス

このように自己分析や職種研究を加えると、
就職活動への不安も和らぐのではないでしょうか。
本書『よくわかる医薬品業界』が、
医薬品業界を目指す学生のお役に立てれば幸いです。

就職セミナー「薬剤師の働き方と医薬品業界の変化」(業界・企業・職種研究)

最新〈業界の常識〉よくわかる医薬品業界 (最新 業界の常識)

本書をお読みくださった大学の学生課就職担当の方より講演依頼を受けまして、
昭和薬科大学の5年生を対象にした就職セミナーで講師を務めることなりました。

 日時 : 2010年11月24日(水)13時~
 場所 : 昭和薬科大学内講堂
 主催 : CSS(キャリア・サポート・ステーション)

就職活動開始には、誰もが不安を感じるものです。特に、
薬科系大学では6年制に移行した第一期生なのでなおさらでしょう。

「どんな職種があるの?」「給料は?」「将来性は?」など、
実はわかっているようでわかりづらい薬剤師としての働き方を知り、
その先にある「自分のやりたいこと」を見つける
お手伝いができればと思っています。

今回のセミナーでは、薬剤師としての経験をもとに、
企業人事部からは聞くことのできない、
働いてから知る人とのかかわりや、
働いて感じた「理想」と「現実」など、
本書『よくわかる医薬品業界』を凝縮した、
薬学生の就職活動に役立つ内容です。

また、最近の医薬品業界は、変化のスピードが速くなり、
過去の延長線上で考えることが困難になりました。
保険薬局、製薬企業、ドラッグストア、病院などを比較しながら、
最新の話題に加え、海外との比較も行います。

今、変化している薬剤師を取り巻く環境を感じ、
数年後のキャリアプランや転職など、
将来を考えるのに役立つ内容となれば幸いです。

マイナビBOOK「薬学生のための就活スタート号」

最新〈業界の常識〉よくわかる医薬品業界 (最新 業界の常識)

マイナビが全国各地で開催している「薬学生のキャリアを考える就職セミナー」で
配布されているマイナビBOOK「薬学生のための就活スタート号」に引用掲載されました。

薬剤師がいくつかの職種に分けられ、「職種相関図」として引用されています。

本書『よくわかる医薬品業界』、第2章「薬剤師の4つの働きかたと薬科系大学」では、
「さまざまな人とのかかわりかた」と題して、職種別にどのような人とかかわりをもって仕事するのか記述しています。

薬剤師の4つの働き方」でも紹介しましたが、薬剤師には働き方が大きく分けて4つあります。

それぞれの職種には、それぞれの職場の特性があり、
仕事をする上でかかわる人は、入ってから知ることが多いのではないでしょうか。

マイナビBOOKでは、かかわる職種までに留めていますが、本書『よくわかる医薬品業界』では、
その職種とのかかわりの大きさや、関係の深さも図式でわかりやすく表現しています。

医薬品のことを楽しく学べるサイト「くすり研究所」

最新〈業界の常識〉よくわかる医薬品業界 (最新 業界の常識)

本書、第4章「医薬品を売る製薬企業やドラッグストア」では、
薬物治療のパートナーである、医薬情報担当者(MR)について紹介しています。

このブログでも書きましたが、MRは文系学生にも人気があります。
「文系・理系問わず人気があるMR(医薬情報担当者)」

就職活動中で、医薬品業界について興味がある方に、参考になるサイトを紹介します。

日本製薬工業協会(製薬協)は、医薬品の正しい知識を広く普及させるため、
ネット上に仮想施設である「くすり研究所」を公開しました。

「くすり研究所」 http://www.jpma.or.jp/junior/kusurilabo/

くすり研究所は、「研究棟」と「カフェテリア」の2つの建物から構成されています。

◆研究棟:“学ぶ・調べる”コンテンツ
研究棟は5階建ての建物からなり、フロア毎にくすりの役割や効果、種類、歴史、
くすりの偉人伝などのコンテンツを、適切なボリュームで紹介しています。
薬剤師の女性が案内役となり、くすりについての情報や豆知識を解説しています。

◆カフェテリア:“楽しむ・参加する”コンテンツ
「研究棟“学ぶ・調べる”コンテンツ」で学習した内容を楽しみながら復習・検証します。
「チャレンジ!くすりクイズ」では、「研究棟“学ぶ・調べる”コンテンツ」で学習した内容を、
○×形式で復習し理解の促進を図ります。

この「くすり研究所」は、小中学生向けとは書かれているものの、
医薬品業界を志望する文系の学生が、医薬品の基礎について学ぶには、
とてもわかりやすいと思われます。